勃起不全と回春剤

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勃起不全の原因
精力が弱くなる。勃起不全(インポテンツ)は中高年になると多くの男性が経験することです。
ある統計によると40代で約20%(5人に1人)、50代では約30%(3人に1人)、そして60才台になると半数以上の男性が何らかの勃起障害に悩まされるということです。
また勃起するという人の中でも若い頃に比べると硬度が無くなったり、挿入途中で萎えたりすることがしばしば起こってきます。
そして回復力もなくなり、若い時には2回戦、3回戦とできた人でも射精後何日間も回復しなくなります。ある意味年齢的なことですので致し方ないともいえますが、勃起不全ということは男の誇りと自信を失わせる要因になりますからいつまでも現役でいたいと願うものです。
勃起不全(インポテンツ)には心因性と病原性に分かれます。心因性(精神面)には仕事や人間関係のストレスからくるものや、自信喪失、高血圧や心臓病を気にしてのもの、セックスのマンネリなどが考えられます。
病原性(肉体面)では糖尿病、血行不良、過労、脊髄等の神経障害、肝臓などの内臓障害、生殖器ガンなどがあります。
病原的なものは医学的に治療しなくてはなりませんが、心因性に由来する場合がおおいようです。
心因性の場合はその原因をつきとめることで改善します。考え方を変えることや、開き直ることでインポテンツが治る場合もあります。

回春剤、媚薬とは
人間は古来から永遠のテーマとして回春剤を追い求めできました。
さまざまな物が生まれては消え、又迷信となって伝わってきた。
精力剤としては古来から、スッポンの生血、赤マムシ粉、オットセイのペニス、ハブ、ローヤルゼリー等の動物系や朝鮮人参、にんにく、ガラナ等の植物系までありとあらゆる物が試され、伝えられてきています。
これらの多くは中国3000年の由緒ある漢方薬にもなっていることから、速攻性はありませんが長期に亘って服用すれば、体の機能を高め、強壮効果を得ることができると考えられます。
最近では、ドリンク剤も多種多様にわたり、各メーカーから数え切れない程の種類がでています。値段もまちまちで、安い物は100円程度から上は数千円もするものまである。では値段の差はなにかというと、安い物は、メインがカフェインとタウリン系が主。ローヤルゼリーとか生薬は入っていても微量です。
高いものは漢方薬系の高価な生薬を主成分とするものが多い。これも速効性はないはずなんだが、要は気の持ちようで、高いものは、それなりに効いたような気分になるからおもしろい。病は気からじやなくって、勃起は気からという証拠でもある。

薬品としては、ホルモン剤や、塩酸ヨヒンビンが良く知られている。勃起力が落ちるというのは、男性ホルモンが不足していることなので、男性ホルモンを服用または塗布してやると相当の効果は得られます。でもこれは男性ホルモンの製造能力が低下している場合に有効で、精神的インポテンツにはあまり効果は期待できません。
塩酸ヨヒンビンは中枢神経に作用して、血行を促すのでビンビンになるくらいよく効く。劇薬指定を受ける医薬品なので専門薬局でないと手に入らない。又、連用は避けた方が無難です。

バイアグラ
究極の勃起薬と言われている「バイアグラ」。
中高年の勃起力低下には正にありがたい商品です。インポテンツに悩む男性の80%くらいの率で効果があると言われています。
1度飲むと30分後位から効果が出、6〜12時間も勃ち続けます。一度射精してもそのまんま小さくならない人もいるらしいです。その為風俗嬢からは使用禁止を言い渡されるようですよ。
日本では医師の処方箋がないと買えませんが、個人輸入に限っては購入できます。
但しバイアグラは血管拡張剤で血流を増してペニスを充血させ勃起を促すものですから、動脈硬化や血管障害のある人、心臓病でニトログリセリンなどの硝酸剤系の薬を服用している人、血圧の低すぎる人などは服用により死亡するおそれもありますから事前に医師に相談した方がよいでしょう。
最近ではレビトラという薬も発売されています。効果はバイアグラと同様ですが食事の影響を受けにくいという点と副作用が少ないということから注目されています。

サプリメント
最近はサプリメントとしていろんな商品が販売されています。
回春に役立つと思われるものを取り上げてみました。
まず
マカ・・・マカは南米ペルーのアンデス山脈の高地に育つアブラナ科の植物です。根の部分を天日乾燥させたものが使われます。マカにはタンパク質、アミノ酸、ミネラル、各種ビタミンなどの栄養素が多く含まれその他にも、アルカロイド、アントシアニン、サポニンが含まれるため年齢を感じ始めた中高年の方の滋養強壮や精力回復。女性には美肌によいと評判です。ホルモンバランスを整える効果もあるようです。
CoQ10・・・少し前、あるある大辞典で取り上げられ話題を呼びました。コエンザイムキューテンはもともと人間の細胞に存在する物質で人間の生命維持に欠かせない物質ですが歳とともに減少し老化現象に影響を与えています。そのCoQ10を補うことで若返りを図れると言われます。
亜鉛・・・亜鉛はセックスミネラルともいわれ男性の精子を作るのに欠かせない成分です。中高年の方には特にお勧めするサプリメントです。吸収を高めるためにビタミンCを同時に取られると効果的です。
アルギニン・・・アミノ酸の一種で疲労回復には欠かせない成分。アンチエイジング効果(若返り、美肌、肥満改善、育毛、老化予防、長寿)があり中高年は健康を維持するために積極的に取り込むようにしたい。

女性向けの媚薬
女性向きの媚薬というと膣に塗布するものと飲用するものに大別されます。
クリトリスあるいは膣に塗布するものはホルモン系の成分やハーブ系の成分が多いようです。血行を促して局部を敏感にさせることで効果があるようです。
飲用にはハーブ系、漢方系、スパニッシュフライに代表される昆虫系があります。
お酒やドリンク剤などの飲み物に溶かして使用することで興奮作用を起こさせる効果があると思われます。
いろんな商品が通販などで販売されていますが人により効果のある場合と無い場合があるようです。いくつが試して見てはどうでしょうか。

回春と精力維持の基本
上記に挙げたようにいろんな薬やサプリ系の食品が有ります。
また媚薬というちょっと危なっかしい商品もたくさん出回っています。サプリ系の食品や媚薬や勃起薬に関しては、効果に個人差が出ますが、多分に信じる者は救われる的なブラシボ効果というものもあるのではと思われます。
ブラシボ効果でも結果として回春に役立つのなら結構なことではありますがね。
精力や性欲保持は基本的には、常日頃から食べ物に気を付けて、薬に頼らなくても良い健康な身体を維持するのが理想です。精力に良いといわれている食品は、にんにく、ニラ、ねぎ、タマネギ、セロリー等の葷菜類。ゴマ、ナッツ類。山の芋、里芋、納豆など粘り気のある、いも類豆類。牡蠣、しじみなどの貝類などです。キムチ、ヨーグルト、酢などの発酵食品も効果があるでしょう。
肉類は少量にとどめた方が良いはずです。肉食の取りすぎは肥満体質になり、基礎体力を弱くします。こと精力については肉主体食はタブーと断言できます。
その点、中華料理は栄養のバランスが良く、栄養学的にも優れた料理といえます。又、私のお勧めはカレー料理です。カレーには多種の漢方薬材料が含まれており、自然の内に体に良い食品を取ることができる料理です。
基本としては少量多品目ということを基準に考えることです。野菜を中心に魚類、肉類をバランスよく取り入れることで、健康な身体を維持してください。
豪華な美食はこと健康に関しては百害あって一利なしと言えるでしょう。
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